ヤフオクで住所を教えたくない時の対処法!トラブルの事例も!
ヤフオクは、Yahoo!が運営するネットオークションサイトで、安全性の高い個人間取引ができるので、人気ですよね。
でも、いざ商品を落札すると、出品者と落札者で物品の発送のやりとりは発生するので、相手に住所を教えたくない場合、出品者側と落札者側のそれぞれの対処法を知りたいのではないでしょうか?
また、ヤフオクで住所に関するトラブルの事例があれば、気になりますよね。
そこで今回は、ヤフオクで住所を教えたくない時の対処法や、トラブルの事例についても詳しくお伝えしていきます。
目次
ヤフオクで住所を教えたくない時の対処法は?
ヤフオクで落札が決定したら、出品者と落札者で取引ナビを通じて発送の手続きなどをやりとりするのですが、この際に双方の住所を教え合うのは基本であり、マナーです。
そして、Yahoo!オークション管理者としても、何かトラブルが起きた時のために最低限の補償として、住所の開示は必須としています。
それから、ヤフオクの取引ナビを通じて住所を伝えるので、セキュリティは守られた状態で個人情報を伝えることになり、情報が漏洩するといったことはヤフオクの運営に問題が起きない限り、起こりえないと言えるでしょう。
ただ、こういった時代なので、個人情報を開示することに抵抗を覚える方は、次のように対処するのはいかがでしょうか?
落札者にオススメの対処法
1、 会社宛に配送してもらう
住所と言っても、自宅の住所を開示することには抵抗があっても、勤め先の住所であれば問題ないという方は多いのではないでしょうか?
その場合は「仕事が忙しくてなかなか自宅で受け取れないので」などの理由をつけて、会社の住所を宛先として指定することもできます。
2、 郵便局留め、営業所留め
郵便局の局留めとは、郵便物を自宅まで配送せず、郵便局内に留め置きにし、自分から窓口に取りに行くシステムです。
そして、登録も申込もなしで無料ですぐに利用ができ、自宅の住所や職場の近く、長期旅行先など、どこでも荷物が受け取れるので便利ですよね。
ただし、保管期限は10日間で、その間に取りに行かないと差出人に返送されてしまいますし、チルドゆうパック(保冷郵便)は局留めでは送れないので注意しましょう。
また、宅急便を指定する場合は、営業所留めを指定することができ、これについても無料で、申込無しで利用ができるので便利です。
出品者&落札者両方にオススメの対処法
一方で、発送する側の出品者は、差出人の住所を明記しなければならないですが、これに対して抵抗を感じる場合は、ヤフオクでは「メルアド宅配便」といって、メールアドレスだけで品物を送れるサービスがあるので、オススメです。
そして、この場合は配送先の氏名や住所を聞く必要もないので、落札者にとっても嬉しいですよね。
ちなみに、メルアド宅配便の送料は全国一律1,100円かかりますが、小さな品物なら「メルアド便Light」で全国一律650円で送ることもできるそうです。
そして、利用方法は次の通りです。
・出品者の場合
1、 出品時
必須ではありませんが、出品時の配送方法に「メルアド宅配便」を入力しておきましょう。
住所を知らせたくない落札者にも落札してもらえるかもしれません。
2、 連絡・申込
メルアド宅配便で配送する場合、落札者に住所の代わりにメールアドレスを聞きましょう。
その後、メルアド宅配便のページで申込を行ないます。
3、 集荷・配送
落札者の手続きが完了すると、メルアド宅配便事務局から集荷日時の確認メールが届きます。
希望の日時を選択すると、自宅まで配送業者が品物を引き取りに来てくれて、配送が完了します。
さらに、配送が終わると配送完了メールが届くので、安心ですよね。
・落札者の場合
1、 連絡
メルアド宅配便で配送してほしい場合は、出品者に住所の代わりにメールアドレスを連絡しましょう。
その際、出品者がメルアド宅配便を知らない場合もあるので、利用は可能か聞きながらにすると丁寧です。
2、 情報入力
出品者の手続きが完了すると、メルアド宅配便事務局からメールが届くので、受取の承諾と住所等の必要な情報の入力を行ないましょう。
これで手続きは完了なので、品物の到着を待つだけでOKです。
ヤフオクで住所に関するトラブルの事例は?
何らかの事情で自宅の住所を開示したくない人は多いと思いますが、一方で身元を明らかにしてくれない相手とネットオークションの取引をすることにも抵抗を覚える方も多いのではないでしょうか?
実際にヤフオクでは、住所に関する次のようなトラブルの事例があるようです。
・代引き架空住所詐欺
ヤフオクでは、落札した商品を代金引き換えで送り、中身は偽物か紙切れなど無価値なもので代金をだまし取る詐欺も発生しているようです。
この場合、購入した人は受取の際に支払いを済ませてしまうので、その後中身を確認して詐欺だと気づいてしまっても、法律上、運送業者が支払いを差し止めることが難しい上、送り主の口座などの情報は開示してはならないことになっているそうです。
そのため、一度支払ってしまった代金を取り戻すのはきわめて難しい事例のようです。
また、送り先の住所に内容証明を送っても、こうした場合は住所が架空のもので連絡が取れないことがほとんどなので、泣き寝入りする被害者がほとんどだそうです。
・直接取引
直接取引とは、配送業者や郵便局なども介さず、出品者と落札者が直接合って商品の受け渡しを済ませる方法です。
そして、オークションの質問機能を使ってメールアドレスなどを記入し、直接メールでやりとりをして、会う日時や場所を決めて取引を行なうことになります。
ただ、この方法はヤフオクの補償外となるので、リスクが高く、事件に巻き込まれたり、違法な額を請求されたりといった事例が多いようです。
なのでできるだけこの方法は避けた方が良いですが、何らかの理由でどうしてもこの取引方法を行なうことになった場合は、必ず日中の明るい時間帯に、人ごみの多いところで会うように設定すると良いでしょう。
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ヤフオクで住所の開示や発送に関するトラブルを回避する方法!
ヤフオクでは、個人間の取引になるので、個人情報の開示についてはそれぞれ人によって考え方が異なるため、お伝えしてきたような対処法を使えば個人の希望に沿った形で取引ができるのでしたね。
ただ、中には悪意を持って個人情報を開示しなかったり、架空の住所を伝えている場合もあるので、落札者は必ず、入札前の段階で出品者の評価を詳しくチェックするようにしましょう。
そして、出品者の評価には、これまでの取引の実績が載っているはずなので、実績がゼロであれば怪しいですし、実績があったとしても、何らかのトラブルを引き起こした過去や、落札者からのクレームが届いているのなら要注意です。
なので、こうした機能を使って、入札をする限りは自分自身でも責任を持って行なえるようにし、トラブルは未然に防げるようにしましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ヤフオクで住所を教えたくない時の対処法や、トラブルの事例についても詳しくお伝えしました。
ヤフオクでは、出品者と落札者が住所を教え合うのは基本のマナーなのでできるだけ教えた方が良いですが、難しい場合、落札者は会社宛など自宅以外の場所に配送してもらったり、郵便局留や宅配業者の営業所留めを利用すると良いのでした。
一方、メルアド宅配便を利用すると、メールアドレス一つで安心して取引ができ、出品者も落札者も住所を開示しないで済むのでオススメなのでしたね。
ただ、こうした住所を開示しない場合、代引き架空住所詐欺にあったり、直接取引を持ちかけられて違法な額を請求されたりといったトラブルの事例をお伝えしたので、落札者は入札前に出品者の過去の評価をしっかり確認し、トラブルは未然に防ぐようにして、安全にヤフオクを楽しんでくださいね!
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